性格だけはめちゃくちゃ良い

いたな〜。近所の年下でお人好しで、皆にいじめられても騙されてもいつもニコニコしていたあの男の子。

やがて高校を卒業する頃、ワタシを訪ねてきて「デザイナーになりたいんですがどうしたらいいでしょうか?」と。

 

ぬあに〜「それだけは、や・め・と・け」この業界は魑魅魍魎が跋扈する世界。キミのような純粋な性格のヒトは向いていない。

デザイナーの悲哀(仕事そのものは楽しいが、なにより煩わしいのがビジネス上の人間関係)をそろそろ味わい始めた頃のワタシは迷わず言った。

 

デザイナーなんて残業はあたりまえ、毎日終電。プレゼンに2度続けて敗けたら明日は無い。〆切間近なのに逆立ちしてもアイデアが出ない時にも誰も頼れない、努力しても良いデザインができるとは限らない。デザイナーなのに「たまには仕事も自分で取ってくれば〜」と営業センスを問われる。実力より媚へツライが上手なほど出世が早い。…以下無限に辛いことが続くがビジネスマンとしてはごくフツーのことだが。

 

悪いことは言わないから美術を選んだ方がいいと思うと無責任なアドバイスをしたがその後、油絵を描いていますと便りをもらった。

 

 


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